-
Molk@Taoist
綱渡り師
2007年 06月 21日 (木) 04:21 | 編集
何時から降っていたのだろうか、天窓の周囲にめぐらされたトタン板を打つ雨の音が、シールはがしの手を休めた私の耳に響いて来た。

時計は午前4時過ぎ。

そろそろ眠らなくては。太陽に先を越されそうな時間になって来た。現在の販売数は46冊。昨日、一昨日と合わせて300冊程度の出品をした割には低調だ。

売れるものは、出品と同時に売れていくが、単価が低いものばかりで、大きな売上げにはならない。それでも、その1冊1冊が私たち家族の生活を支えている。ありがたいなと思えてくる。経済社会からは役立たずとの烙印を押された私でもなんとかやっている。人様に雇われてもらえるだろうお金は月20万円足らず。それが、せどりのお陰で、家のローンも払っていける。せどり能力の無さゆえ労働時間は長いが、働いた分だけ自分に返ってくる。

このままの外部環境がずーっと続くとも思えないが、とにかく今はオールライト。握り締めたげんこつから親指を突き出してにっこり笑う。

どこか綱渡り師のような人生だが、綱の上からの見晴らしは悪くない。足元を見つめ過ぎず、地平線の彼方に目を転じ、空と大地の織り成す緩やかなカーブに向かって、次の1歩を踏み出していく。

どこに向かうのか分からないが、この一瞬、足裏は確実に綱の張力を感じている。

空が白んできた。

日々是好日
6泊7日
2007年 06月 19日 (火) 13:49 | 編集
土日をはさんで丸1週間の遠征から戻ってきた。
本当は3日で帰るつもりだったのだが、余りにもお粗末な冊数で、途方にくれていた3日目。車中で、どうしようかな…もう帰ろうかな…。と考えていた時。かぴぱら堂さんの東北大冒険せどり旅行の記事を見た。

師匠に負けてはいられない。

車が本で一杯になるまでは絶対に帰るものか!

と、決意!

その結果が7日間に渡るハードスケジュールになるとは思いもよらなかった。

が、とにかく車は本で埋まった。遠征に行き始めた頃は500冊ぐらいが限度と思っていたジムニーだが、900冊は積める事が現実に証明された。

しかし、これがとんでも無いことに発展するとは、思いもよらなかった。

5日目ごろから、車を運転していると、後部の方で異音がする。車を止めて見てみると、本の重みで、リアの車軸を支える板ばねが伸び、その最後部がマフラーを押すようなかたちで接触して、カタ、カタと音がしていた。後部のタイヤも普段より幾分か横に膨らんでいる。

最終日は、これ以上積めそうも無い車内を眺めながら、ガソリン本のせどりはやめる事にした。普段ならガンガン、カゴに入れていく本をスルーしながら、300円以上の本だけを背どる。それでも100冊以上は買ったかもしれない。

走行距離も1000kmに迫ろうかという時にそれは起きた。

真夜中の山間の国道を走っている時だった。車の下の方から変な音がしている。排気音が明らかにいつもと違っている。その音が、だんだんと大きくなってくる。

変だなと思った私は、道路わきに車を寄せた。その時だった。車が止まる間際に、ガタン、ガタンと大きな音。ちょうど外灯の近くに車を止めたので、車が良く見えた。外見は異常が無い。体をかがめ、車の下をのぞいて見た。エンジンルームからリアへと伸びているマフラーが、途中でポッキリ折れ、アスファルトの道路にうなだれている。

真夜中の峠道で、私もうなだれてしまった。

JAFを呼ぶしかないかな…。と思ったが、時間がかかる上に、お金もかかるだろう。どちらもごめんこうむりたい。

とりあえず、こういう事態に遭遇した煙草のみの常として、1本ゆっくりと煙草を吸った。

もう一度車の下にもぐりこみ、マフラーの状態を眺めた。途中でポッキリ折れているが、何とか車の底に縛り付ける事ができれば、走れない事も無いだろう。

縛るもの…。ブックオフの黄色い袋なら山ほどあるので、3袋ほど繋げればそこそこの長さになるな。と思った。が、マフラーに触ってみて、それが無理な事が分かる。マフラーは手で触れないくらいに熱かった。

紐か針金が無いと駄目だ。

ビニールの紐は多少ある、ガムテープもあるが、熱に弱そうなので無理だろう。やはりどうしても針金が必要だ。私は、夜の国道脇を針金を求めて歩き始めた。もちろんコンビニなどあるようなところではない。

500mも歩かないところに、工事現場があった。私は、ライターの光を頼りに、周辺を探した。運よく番線のような針金を見つけることができた。

車に戻った私は、マフラーが冷えるのを待つために、もう1本煙草を吸った。その後、車の下にもぐりこみ、針金で、マフラーを車体に固定した。

その後は、夜の国道を60kmの法定速度で、いつもは追い抜いていくトラックに抜かされながら、予定より1時間遅れで無事我が家に着いた。

マフラーを直せば、ジムニーはまだまだ使えるのだが、いよいよ車を買い替えるべき時に来ている事を、この出来事が教えているような気がする。

更なる飛躍のチャンスが目の前に飛び込んできた。

宿泊はラブホテル
2007年 06月 15日 (金) 21:44 | 編集
せどり遠征の宿泊にラブホテル、とあるブログに書いてあった。
うーん魅力的だ。
最近真夜中に景気良く花火が打ちあがる、平和公園の喧騒を離れ、私もラブホテルのベッドでぐるぐる回ってみたい。
さぞや気持ちよく眠れる事だろう。

一人でラブホテルに宿泊した事は無いが、泊めてもらえるだろうか。多分大丈夫だろう。一人だろうが三人だろうが、ホテルの経営者には、お泊り料さえ入ってくれば何の問題も無い。

男女の営みに明け暮れる、隣室の熱気をものともせず、せどって来た、本のシールはがしに熱中するせどり男がいても、密室の中での事ゆえ、誰にもとがめだてされる事は無いだろう。

ガラス張りの浴槽にのんびり浸かり、明日の巡回先の単C棚に思いを馳せるのもまた一興だ。

でも、せっかくのラブホテルなのだから、相方がいても悪くない。亀吉さんでも誘ってみる事にしようか。

謎の古本屋さんでも悪くはないが、パンツを脱いだ瞬間、膝蹴りをお見舞いされそうな気もしてくる。

(謎の古本屋さま、失礼の段くれぐれもお許しください…。
削除のご希望があれば、いつでも削除いたします。)

名古屋周辺のラブホテルで、せどり談義に盛り上がる事のできる、相方募集中、お泊り料割り勘。男女の別を問いません。未成年者お断り。変態もお断り。(笑)
2極化
2007年 06月 13日 (水) 21:41 | 編集
田舎に住んでいると、太陽や星や自然の移り変わりが人の生きるリズムを生み出している。時はゆっくりと流れ、いつも私の傍らで、従順な犬のように私を待っていてくれる。ところが、いつの頃からだろうか、時は金に取って代わられたようだ。

Time is money.

それが、世界で最初に産業革命が起こった国の言葉で書き記されている事が面白い。ヒンズー語でもスワヒリ語でも中国語でもなく、英語である事に納得させられるのだ。

資本主義がその産声を上げた時から、ヨーロッパの人々は自然が刻むおおらかな時を離れ、利潤が刻む、時のリズムに魅了されていった。自然のリズムに生きる地域と利潤のリズムに生きる地域の差が、経済における南北の2極化を生み出したのだろう。

私たちはある意味幸運な事に、北の地域に住んでいた。Time is money.の側に暮らして、豊かな生活を享受して来た。

Time is money.とは、別の言葉で言えば「効率こそ全て」という事だ。いかにして効率よく金をもうけるか。企業の行動基準はそこで働く人の気持ちはどうあれ、最終的にそこに集約されるものだろう。それを覆い隠すためか、最近の経営者は「理念」を高く掲げる。

最近では、グローバルスタンダードという言葉がもてはやされている。むしろ、アメリカンスタンダードと言ってもいいかもしれない。地域としての北で豊かさを享受していたはずの、一人ひとりの人間に、今、それが突きつけられはじめている。南北という地域間の2極化は次第に薄れ、利潤という最終目標を基準に、グローバルに人が峻別される時代がやがてやってくるだろう。

人間の2極化。

ブックオフへ行けばその峻別に生き残るためのノウハウ書が山ほど並んでいる。同時に、その峻別に対応しきれなくなった心のための癒しの本も所狭しと並んでいる。

私たちは、まるで、企業という恐竜が闊歩しているジュラ紀の哺乳類になってしまったようだ。

私はアマゾンで『「プロ経営者」の条件』という本をずいぶんと売ったが、「理念」を尊ぶ、著者の折口雅博会長傘下のコムスン騒動を眺めていると、企業という恐竜のロジックが透けて見えてくる。経営者にはこの恐竜を手なずけるだけの大きな器が必要なのだろう。だが、どこにそれだけの経営者がいるのだろうか。すでに、古きよき時代は幕を閉じている。

そろそろ、巨大な隕石が地球に衝突しても不思議ではないかも知れない。千年後になるか一万年後になるか分からないが、行き過ぎたものは、いつか押し戻される。それが自然の摂理というものだろう。

日々是好日
電脳
2007年 06月 12日 (火) 23:52 | 編集
去年の秋ごろだろうか、誰かのブログに刺激されて、何冊か電脳で仕入れたことがある。
そのうちの1冊が今日売れた。

248円

仕入れたときはアマゾン在庫切れで、ランキング10万以内、出品数が3冊だったと思う。400円から600円で出品されていた本を3冊全て購入した。

数日後に届いた本を5000円前後で出品した。出品者は私一人。
うまくいったと思った私は、それから数日して、愕然とした。
2000円台で数人の出品者。

あわてて価格を下げて数日後。

出品数はいつの間にか10冊に迫り、最安値が300円台に。
その時点で、ゲームオーバー。
ストックしてあった2冊の本も未練がましく、1000円台で出品。

価格改定するうちに、200円台で他の2冊が売れ、どうやら、今日最後の1冊も売れたようだ。

慣れない事は、しない方がいいと思う反面、やってみないと、こういう事もわからないものだろうと、自己弁護。

他の方のブログを見ていると、電脳とか新品せどりとかで、輝かしい戦歴が披露されているが、その影には、私のような敗北の山がうずたかく積みあがっているのだろう。

田舎に居ると、電脳は特に魅力的な分野なのだろうが、そうやすやすと儲かるものではないのだろう。ノウハウ本がもてはやされるのもうなずける。

かといって、その神輿に乗る気もない、た易く手に入るものは、た易く失われる。
ラッキー2
2007年 06月 11日 (月) 21:23 | 編集
1軒目のブックオフで2万越えの写真集を手にした私は、幸せな気分で2軒目のブックオフに車を走らせた。

2軒目は唯一まともな仕入れができる、単C105円コーナーのあるブックオフだ。但し、以前エーブックさんがこられた時、このブックオフに、あきれ返ったらしい。写真集といえばほとんどがモー娘という品揃えときては県下一のブックオフもエーブックさんの目から見れば寂しいものに映るのだろう。私が遠征に行く理由も十分納得されたようだった。

県下No.1のブックオフ。ところが、今日はさっぱり本が無い。12台程度ある単Cの棚を全て見終わって、300円前後の本が5冊。久しぶりに来てこれでは悲しすぎる。しかし、現実は受け入れなければならない。

携帯サーチに夢中になって気がつかなかったが、途方にくれていた私の目に棚の張り紙が飛び込んできた。「単行本2冊1200円」ここ2年間で2回目のセールだ。地元でこんなセールに遭遇するだけでも、ものすごくラッキーな事だ。

私は気を取り直して、単Cの約2倍の長さがあるプロパー棚と閉店までの1時間格闘した。きちんとプロパー本が偶数になるようにせどり、終了したのが11時56分。16冊のプロパー本をカゴに入れることができた。そろそろ「蛍の光」の時間だ。

レジで、店員がいきなり950円と打つのを見て、「今日は2冊1200円セールでしょう」と私。
「この本は雑誌でセール対象本ではないんです」と店員。
「でも同じ棚にありましたよ」と強気で私。
「申し訳ありませんが…」と店員。

せっかく偶数でそろえてきたのに、このままでは1冊は値付けどおりに買わなくてはいけない。

1冊あきらめようか。でも、どれをあきらめる。もう、どれがいくらか分からない。

「すいません。もう1冊探して来ますから待っててください」と私。

蛍の光が流れる中、もうお客さんが誰もいない店内を突っ切り、プロパー棚に戻った私は、2年間のせどりとしての経験をこの一事に集中して、500円玉のような目をして本の背を眺めた。1冊目850円。駄目。2冊目300円。駄目。3冊目も駄目。4冊目も駄目。時間が無い。かなりあせっている。しかし、かなりあせっている自分を見る冷静な自分がいた。「一度大きく深呼吸」冷静な自分はあせっている自分にそう呼びかけた。すると、古物の目利き関係の本の背表紙が私の目に吸い寄せられてきた。これだ!

アマゾン在庫切れ、ランキング20万台、最安値3400円。

ラッキー。

私はその本を持って急いでレジに戻った。その瞬間店内の電気が消され。私は支払いを済ましブックオフを出た。12時06分。ブックオフの閉店時間を5分も引き延ばし。生活のかかった私のせどりは終了した。
ラッキー1
2007年 06月 10日 (日) 21:08 | 編集
昨日地元のBOを2軒回った。

私の住む県には、それ以外に4軒のBOがある。車で1時間程度と、少し遠いこともあるが、4軒とも単Cは105円均一ではなく、350円までと幅があり、ほとんどまともに拾えないので、ここ1年で1度ぐらいしか回っていない。

地元のBO2軒のうち1軒は廃業したパチンコ店を改造した物で、派手な概観だが、単Cは105〜350円となっている。単Cの棚数にしても本棚9台程度しかなく。小説関係はほとんどが350円の値つけになっているので。実質本棚6台程度を眺めるだけだ。30〜40分でせどりは終了してしまう。拾える時で15冊。通常は10冊以内で終了してしまうお粗末な物なのだが、それでも他の4軒に比べれば多少はましな方だ。
但し、この店には、写真集とパソコン関係の本で時々掘り出し物があるので、楽しみにしている。以前、韓国の男性スターのもので1万円越えの写真集を拾った事がある。

昨日は運がよかったのか単Cから20冊程度仕入れることができた。地元ではさすがに100円本を拾う事はないが、全てが250円〜800円に収まり、1,000円越えの無い、平凡な仕入れだった。

1万円越えの写真集を拾った事があるといっても、写真集の知識が無い私は、ふだん、自分が気になっている女優のものしか見ない。

一人はDr.コトーに出ていて気に入った、清楚な感じの蒼井優だ。以前、どこでだか忘れたが蒼井優の写真集をサーチして1万円越えだった事がありしっかり仕入れた記憶がある。それ以来蒼井優は見るようにしている。但し、それがなんというタイトルの写真集かは忘れてしまった。学習能力ゼロだ。

そして、最近もう一人、気になる女優がいる。この女優の写真集も、何故か気になって、ここ2回の名古屋遠征で探していたが、見つからなかった。そこで、単Cでカゴ一杯になった私は、帰りがけに写真集ものぞいてみた。

あった。

ファースト写真集なのだろうか、今よりも遥かに幼い顔つきだったので気がつかなかったが間違いない。

850円。

人気女優でも、出版年が古いから、格安だ。

25000円。

携帯サーチの最安値が私の目に飛び込んできた。一瞬2500円の間違いかと思ったが、間違いなく二万五千円。これが、一つ目のラッキーだった。

長くなったので、2つ目のラッキーは明日に。
コンビニATMと牛丼
2007年 06月 09日 (土) 21:49 | 編集
私の住んでいる県にはセブンイレブンが1軒も無いと書くと、そんな馬鹿なといわれそうだが、事実1軒も無い。
業界シェアナンバー1のコンビニチェーンも見放すような所に住んでいる私が、以前良く利用していたのはローソンだった。しかし、せどりを始めてからは、ローソンは全く使わなくなった。理由は、ジャパンネット銀行のカードが使えないからだ。

遠征に出かけると資金が足りなくなり、カードでお金をおろす事がある、私の住んでいる地域ではサンクス、サークルKに利用できるATMがあるのだが、岐阜、名古屋では大垣共立銀行のATMが多く、ジャパンネット銀行のカードが使えない。たまに資金不足になった時、ジャパンネット銀行のカードが使えるコンビニを探しながら右往左往する事がある。

特に、セールにぶつかると資金不足に見舞われる。
普段は単Cメインの私なので、1回の遠征で600冊仕入れるとして、使うお金はガソリン代と食費を含めても7万円程度だ。

ところが、セールに当たって調子に乗って40冊も本を買おうものなら2万円の出費だ。1日分が1軒のブックオフで消えていく。そんな時に、得てしてお金が足りなくなり、黄色いカゴを店に置いたまま、コンビニのATMを探し回る事になる。1度名古屋周辺で、ジャパンネット銀行のカードが使えるコンビニ一覧を作成する必要があるかもしれない。

突然、話が変わるが、復活した「吉野家」の牛丼を久しぶりに食べた。正直「すき家」の牛丼よりもうまいと思った。
私は20代半ばに、今で言うフリーターをしていた時「吉野屋」新橋店と西新宿店で2年間働いた経験がある。そして、最近の事だが、自分の会社を休眠会社にして、1年間貯金生活をしたあげく、貯金が底を付き生活に困った時に、7ヶ月余りだが「すき家」のマネージャーをしていた。

牛丼は、肉を煮る前のたれの状態と肉を煮る時のたれの温度によってずいぶんと味が変わってくるのだが、「すき家」のたれはどちらかと言うと生姜が効いた味付けになっている。吉野家はのたれはもう少しマイルドな味付けだ。特に、「吉野家」の肉は触感が柔らかい。肉の産地のせいもあるのだが、肉に浸してある「吉野家」のワインも一役かっているのだと思う。

最近は「すき家」のねぎ玉牛丼を良く食べていたのだが、これからは、牛丼本来の味が楽しめる「吉野家」にシフトしよう。

いずれにしろ、牛丼を食べてうまいと感じる安上がりな胃袋に感謝。

日々是好日

夏は北海道
2007年 06月 08日 (金) 21:55 | 編集
もうすぐ夏がやってくる。
昨年の夏の事を思い出すと憂鬱になる。私のジムニーはクーラーが効かないので、窓を開けて寝ていたのだが、警察官と話をしていて、夜の平和公園で窓を全開にして寝るのは、私を殺してもいいですよと言っているのに等しい事だとわかってきた。

朝の6時にもなると、太陽の直射日光に焼かれた車内は40度を越えるサウナ状態になってしまう。さすがに今年は耐えられそうにない気がする。

夏は、やっぱり北海道でしょう。といった気分になってくる。

考えてみると、前回北海道を家族で旅行して以来6年が経過している。北海道は、道東、道北が個人的には好きなのだが、そんなところにはブックオフはないだろうと思って、ブックオフの店舗一覧を眺めていたら、網走にも店があるようだ。

移動を考えると、函館、札幌、旭川がある、道南、道央がメインとなる。調べてみると札幌市内には15件程度のブックオフがある、函館、旭川や周辺地区を合計すると30店舗近くになる。

札幌周辺のキャンプ場に3週間程度滞在して、ブックオフを回りつつ、ラフティングやカヌーやパラグライダーを楽しむのもいいだろう。せどって来た本はダンボールに詰めてテントに保管する。テントにはダンボールで15箱750冊程度は保管できる。車に800冊は詰めるので合計1550冊。

帰りは、車に積み込めない物はヤマト便で家に送る。

問題は30件のブックオフで1500冊近くの本をせどれるかどうかだ。

30件のブックオフを週に3回巡回したとして延べ90店舗。私の経験だと平均1店舗15冊として、1350冊。但し、北海道はセドラーが少ないような気がするので、数、質ともに今までの経験を上回るかもしれない。

今年は無理かも知れないが、是非1度実行してみたい企画だ。

沖縄はどうかなと思って調べてみたがブックオフの数が少なすぎる、経費も北海道の比ではないので、冬の沖縄せどりツアーは、あまり現実的ではないかもしれない。

左足のサンダル
2007年 06月 07日 (木) 23:34 | 編集
以前、外を歩いていたら、左足のかかとの裏に地面の凹凸を感じた。サンダルの裏を見たら、底のウレタンの部分が磨り減り、穴が空く寸前だった。右のサンダルの裏も見たが、減るには減っていたが、左足ほどでは無い。

何故、左が極端に減っているのだろうか。

左足に自然に体重が乗る歩き方をしているのかなと思いながら、急に背筋を伸ばして歩いている自分が滑稽だったが、謎は残されたままだった。

今、ブログに何を書こうかなと思っていたら、急にその原因が思い浮かんだ。まるでアインシュタインがE=MC2をひらめいたように、それは突然やってきた。相対性理論程では無いが、私にとってはそれに勝るとも劣らない画期的な発見だ。

そのサンダルは、ここ1年、遠征の時には必ず履いていた。車の中で寝泊りしていると、普通の靴では脱いだり、はいたりするのが不便なので、私の遠征の必需品となっていた。

だが、何故せどりをしていると、サンダルの左側だけが減るのだろうか。

ここ1年の間に30回近く、延べ100日間、私は、そのサンダルを履いて名古屋に来ていた。1日の巡回店舗は平均10店舗。合計で延べ1000店舗。もちろんこれ以外に地元でのせどりを加えるともう少し多くなる。

せどりを終えると、黄色い袋に重い本を詰めて車まで運ぶのだが、その時、私は右手に持つキーで車のドアを開けるため、黄色い袋は自動的に左手で持つ事になる。私の左足には本の重さが加わり、左足のサンダルの底は過酷な重量に悲鳴を上げる。それが1000回も続くと、地面の凸凹を感じるまでにサンダルの底は磨り減っていくことになるのだった。

左足のサンダルの謎は突然一気に解明された。私は、これを、せどりにおける「相対的に左足の靴底が早く減る理論」と名付けたい。

公式は H=LW2 ※Hは靴底の減る量 Lは歩く距離 Wは本の重量

ノーベル賞の受賞スピーチは後で考える事にして、今日はすっきりした気分で眠れそうだ。

忘れそう
2007年 06月 06日 (水) 23:28 | 編集
価格改定ソフトを作るため、perlを結構大変な思いをして復習したのだが、もうすでに忘れてしまいそうだ。
働きの鈍くなった脳みそにうっすらとできた、シナプスの獣道が消えかけてきた。
定期的にプログラミングをしていないと、せっかくの苦労が水の泡になってしまいそうなので、また、プログラミングを開始しようかと思っている。

最近13桁?のISBNの本を単Cでもよく見かけるのだが、自作の携帯チェッカーはそれに対応していない。そこで、最近はかっぱ総研さんの無料チェッカーを利用する事が多くなった。最安値から3件の価格が表示されるのだが、私の携帯の画面が小さいせいか、スクロールしないと見えない。
無料で使わせてもらいながら、こういう事をいうのも失礼な話だが、毎回スクロールをするのはとても面倒だ。

そこで、自作の携帯チェッカーを改造しようと思っている。ついでだから、ヤフオクの落札価格等他のホームページの情報も取り込みたい。ところが、これがなかなか難しい。アマゾンの情報はXMLで取得できるので楽なのだが、普通のホームページはHTMLで作成してある。

これを解決できそうな本をと思い目に付いたのが

「Spidering hacks―ウェブ情報ラクラク取得テクニック101選」

という本なのだが、マケプレの最低価格が新品とほとんど変わらないので購入を躊躇していた。

ところが、昨日行ったブックオフで、少し前に出た本なのだが、もう少し簡単で役に立ちそうな本を105円で発見。大分古い本だが私のやりたいことは十分できる内容だ。さらによい事には、古い本にもかかわらずランキングが5桁で1500円以上の値段がついている。勉強させていただいた後にもうけさせてもくれるありがたい本だ。

とりあえずこの本を頼りに忘却と戦う事にする。

そして僕は途方にくれる
2007年 06月 05日 (火) 05:04 | 編集
最近ブックオフでせどりをしていると良くかかる。
銀色夏生作詞、大沢誉志幸作曲の失恋歌としての名曲だが、それにしても20年以上も前に作られた曲が何故今頃と思ってしまう。

ブックオフでこの曲がかかる度に、キューンとするものが心を走り、遥か昔、途方にくれていた自分自身をを思い出し、携帯の手がふと止まる。「もうすぐ雨のハイウエイー」なんてかっこいい想い出はないが、彼方に埋もれかけていた青春時代が蜃気楼のように蘇ってくる。

自分を捨てて出て行った女性を思い、僕は、一人残され、部屋の片隅で途方にくれている。

青春時代に誰もが通る道だろう。失恋だけでなく、さまざまな事で人は途方にくれてしまう。その時は辛く、悲しいが、後になって振り返れば、途方にくれた分だけ人間の奥行きが深くなった自分に気づかされるだろう。途方にくれた分だけ人間は成長するのかもしれない。人は心底途方にくれるべきだと思う。山手線の車内でぼろぼろ涙を流していた若者は今どうしているのだろうか。

ブックオフには銀色夏生の書いた本は山ほどあるが、ほとんどは1円本だ。せどりでは1度もお世話になった事はない。銀色夏生という女性作家が失恋した男の気持ちをつづっているのも面白い。「リムジン」や「ハイウエイー」なんてちょっと、おしゃれな言葉が出てくるのもそのせいだろう。

ビートに乗った大沢誉志幸の歌もいいが、アコースティクなハナレグミの「そして僕は途方にくれる」も詞にどっぷりのめりこめるので捨てがたい。

岐阜のブックオフ各務原店ではいきなり演歌がかかる事がある。入店した私の年齢を見て、わざわざかけてくれるのかも知れないが、私のほうが途方にくれてしまう。

もし、演歌をかけてくれるなら八代亜紀の「舟歌」をかけて欲しい。

何れにしろ、私のジムニーは音楽が聴けない。ブックオフにいる間が、私が音楽とかかわる唯一の時間だ。清水国明の声は勘弁してもらいたいが、音楽を聴けるのも私のせどりの楽しみになっている。

日々是好日
コレクター
2007年 06月 04日 (月) 00:19 | 編集
目利きのできない私には携帯を使わないで、プロパーから直接カゴに入れることができる本は2冊しかない。以前ブログに「運命の出会い」と題して書いた事がある本。当時は3万円、今でも多分1万円は越えているだろう本。もう1冊は亀吉さんから教えてもらった単Cにもある8000円程度の本だ。2年もやっていてこの2冊だけなのだから、8年経っても私は原木のままで、のこぎりを当てられる事もなく、いつか朽ち果てて土に返るのかもしれない。

遠征最後に、通り道にある小牧店に寄った。安い本ばかりカゴ半分ほどせどった後、新書を見ている途中でバッテリー切れ。以前も書いたが、バッテリーが切れると私のせどり能力は限りなくゼロに近づく。

帰ろうと思って、プロパー棚をチラッと見た瞬間。私を見つめ返す目が見えた。待っていてくれた。私の最愛の本が。

バッテリー切れでも「目利き」のできる2冊の本の内の1冊がプロパー棚で私を待っていてくれた。以前せどった1冊は私の本棚に納まっているので、ようやく出品できる「目利き本」が確保できた瞬間だ。

今回の遠征は、この1冊で全てが報われた気がした。帰りの4時間のドライブはうきうき気分になったのはいうまでも無い。

最後にせどったこの本、いくらで出品しようか?たとえ1万円以下の最安値の出品者がいようとも、5万円以上の値段をつけて出品するだろう。

正直、私にはこの本を売る気は無いのかも知れない。私が人生の中で一番影響を受けた本を、2冊目とは言え、そう簡単には手放す気にはなれない。

せどりを始める前は、本は内容にしか興味が無く、買った本のカバーや帯はすぐにゴミ箱に捨てていたわたしだが、きっと、本という物の存在自体に魅力を感じてしまっているのだろう。職業にしているせどりだが、コレクターの気持ちが少しだけ分かったような気もする。


原木
2007年 06月 02日 (土) 23:35 | 編集
他の方のブログを読んでいると、皆さんとても勉強しておられる事にとても驚かされる。

アマゾンのシステムやお客様対応については「かぴぱら堂」さんの、ブログを読むにつけ驚く事ばかりだ。
「返金」「送料」「悪評価」「その削除方」など、かぴぱら堂さんが答えるまでもなく、さまざまな方からのアドバイスが次々に湧いてくる。

個々のブログでも、それなりの専門分野を持ち、高額本に対する幅広い知識を持ち、それに伴い効率よく、目利きという本来の「せどり」の技を存分に駆使している人が多い。

私はといえば、以前コメントでお叱りを受けた事があるように、「せどり」や「アマゾンマーケットプレイス」の事情に疎い。切り倒された原木のままの状態で、乾燥待ちというところだろうか。いいテーブルを作るには10年以上自然乾燥させた木を使うと読んだ事がある。あと8年間はボーっとしていた方が良いのかもしれない。

今回の遠征で、よく見るセドラーに遭遇した。やせ気味で、デイパックを背負っている20代の若者だ。派手さは無く、どちらかと言うと地味な服装をしている。車で移動しているのでは無い。自転車というわけでもないような気がする。彼と良く遭遇するのはブックオフ荻野通り店と大社店だ。電車を利用しているのではないかと思っている。

時々は携帯を使っているのかもしれないが、じっと単Cの棚を眺め、時々本を手にして吟味している。本棚に手を伸ばす回数は少なく、これぞと思った本だけを狙いすましたように抜いている。目利きでせどるスタイルなのだろう。私とは正反対のタイプだ。話しかけようかなと思ったことはあるのだが、内気な恥ずかしがりやさんのような気がして遠慮している。

他のセドラーのせどりの様子を眺めるのはなかなか面白い。同業なので、見ていて怪しく感じることは無く、むしろ、それぞれの個性を感じながら楽しんでいる。専業の方はどちらかといえばスピード重視で、手が良く動くような気がする。やはり、生活がかかっているからだろう。私のせどりも、他人からは、せかせかと動くあわただしいものに映るのかもしれない。
ありがとうwmanman!
2007年 06月 01日 (金) 22:55 | 編集
今回の遠征はwmanmanさんのブログに刺激されていた。
1週間の遠征仕入れ!
凄いと思った。
宿はどうしているのか分からないが、とにかく凄い!

最近の遠征は、本を入れるのに持っていったダンボールが満杯になることも無かった。
今回は満杯にして帰ろう、たとえ1週間に及ぶ遠征になっても!

気合十分だ!ありがとうwmanmanさん!

仕入れ基準は、一度手に取った本は、ためらっても仕入れる。2度ためらっても綺麗だったら仕入れる。
3度ためらったらあきらめる。

目利きのできない私にとっては、まず量ありき。その上で質がよければラッキーと考えている。今回は特に量にこだわってみようと出発した。

最悪、浜松まで足を伸ばすつもりだったが、その手前、4日目に満載になった。もう200冊程度は積めそうだったが、浜松まで足を伸ばせば帰りにどこかで1泊しなければならず、そうなると、浜松で仕入れた本で運転席のシートが倒せなくなり、寝る事ができない。

今回ほど、車がもう少し大きければと思ったことは無い。実は前から欲しい車がある。デリボーイという車なのだが、もう販売はしていない。調べてみたところ4WD車が無いようなのであきらめている。

ジムニーで長い遠征をする場合は1度遠征先から家に本を送る必要がある。ヤマト便で送ると安くなるとSDさんに聞いた事があるので、関東方面に出かけた折に利用しようかと思っている。

今回の仕入れ量はダンボール12個プラス黄色い袋16袋。多分750冊前後だろう。平日にもかかわらず2軒のブックオフでセールに遭遇したのもラッキーだった。

かぴぱら堂さんのブックオフの本棚を全て物色する貪欲さをまねて、児童書や大型本など普段見ない棚をのぞいてみた事でも多少の収穫があった。恐る恐るブックオフで2500円から3000円で販売されている本にも5〜6冊手を出した。普段単Cからしか仕入れていない私にとっては、かなりの冒険だ。
「2度ためらっても綺麗だったら仕入れる。」という方針に従い購入した物だ。結構気分で仕入れ基準は変わる事が多いのだが、あえて強制的に方針を立てて仕入れに臨むのも面白いかもしれない。

明日から本格的に出品作業にかかる。

copyright (C) Molk@Taoist all rights reserved.
designed by polepole...